自動車の保安基準

車の保安基準は道路運送車両法に基づいて、国土交通省が出す省令と告示によって詳細が定められており、基準を満たさない車を運行してはいけないことになっています。現在は、この保安基準の詳細を国土交通省のホームページなどで確認することができます。
自動車の保安基準の例をいくつか挙げると、サイズは長さ12m、幅2.5m、高さ3.8m以内にしなければなりません。軸重や輪荷重についても制限があり、軸重は10t以下、輪荷重は5t以下にすることになっています。貨物運送用で車両総重量8t以上もしくは最大積載量が5t以上の車には、時速90km以上の加速ができないよう速度抑制装置の装着が義務付けられています。乗車定員が11人以上になる車や幼稚園バスなどの幼児専用車については、運転手や助手以外の人が利用できて、かつ確実に閉じることができ、かつ衝撃を受けても簡単に開かない乗降口を車体の左側面に必ず設ける必要があります。乗車定員30人以上の車や幼児専用車には必ず緊急脱出用の非常口を設けなければなりません。
この他、保安基準では、車のミラー、ガラス、ライト、シートベルトなど、車に取り付ける部品一つ一つについて満たすべき基準が細かく定められています。また、国内外の道路交通事情にあわせて度々改正が行われるのも特徴で、最近では2014年1月にディーゼル特殊車に対して排出ガス規制の強化することを目的に改正されています。
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