軽車両の保安基準

軽車両は、原動機が取り付けられていない車両のことです。具体的には自転車、馬車、牛車、リヤカーなどの荷車、人力車、ソリ、人間が乗る動物、祭りなどで使う山車などがこれに該当します。これらは運転する場合に免許は必要ないものですが、自動車や原動機付自転車などと同じように保安基準が定められています。
国土交通省令である「道路運送車両の保安基準」の中で原動機を持っていない車両については、人力で運行するものについては空車状態でのサイズを長さ4.0m、幅2.0m、高さ3.0m以内に、畜力で運行するものについては空車状態でのサイズを長さ12m、幅2.5m、高さ3.5m以内にすることとしています。また、乗用の車両については、人力車を除く車両に制動装置を備えることや、安全な乗車を確保できる車体であること、警音器を備え付けることなどを定めています。法律と省令に基づく国土交通省の告示では、取り付ける部品の性能や、乗用車両についての座席と立席について、基準が細かく規定されています。
なお、自転車については、道路運送車両法の保安基準の適用を受けるのは三輪自転車と側車付きの二輪自転車のみで、側車のない通常の二輪自転車はこの基準の適用対象外ということになっています。しかし、道路交通法上では原動機の無い自転車は全て同じ扱いとなっています。この違いには注意が必要です。
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