自動車に関する法律について

道交法は自動車に限らず、歩行者や自転車、軽車両にも及ぼす法律です。車に限って言えば、基本的な運転免許は道交法によって定められています。道交法が人間というソフトの部分と道路の使用、道路区画、道路整備等、ユーザビリティ及びインフラに及ぼす法律とすれば、車というハードな部分に及ぼす法律が道路運送車両法です。保安基準は、道路運送車両法の中のひとつの括りです。保安基準においては、車のサイズや重量などが規定されています。
道路運送車両法の中で最も分かりやすいものは車検制度です。つまり車検に通らない車両は公道を走れないということです。車検の基準の詳細は、ユーザーには知る由もありませんが、過去のデータ、車検実施側が示した事由などである程度どんな車が車検に通らないか分かる様になりました。その一例を挙げてみましょう。■運転席・助手席にフィルムを貼っている■フロントガラスにひび割れがある■規定外のレンズ■車体からタイヤがはみ出ている■マフラーの排気漏れ■エンジン廻りからのオイル漏れがひどい■タイヤのスリップラインが出ている■車幅より長いスポイラーを装着しているなどほんの一部です。こうして見ると車検に通らない車はほとんどが安全に支障をきたす欠陥車及び不整改造車であることが分かります。
近年車検制度は車の技術の進化により、ユーザー車検の導入など、規制緩和の傾向にあります。同時に、車検時のみ車検に通る様に車両を一時的に改め、通過後は改造を施す(車検前の状態に戻す)ユーザーが後を絶たないなど問題も残っています。
アイランド04